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ドルフィーのバスクラを聴け

ジャズ(Jazz)を中心とした洋楽を、アップルミュージック(Apple Music)で聴けるように紹介していきます。

ポール・チェンバース(Paul Chambers):バップの名盤に大きく貢献

オーソドックスなスタイルを完成、堅持した

多数の名盤に貢献した

ポール・チェンバースPaul Chambers)も33歳という若さで亡くなってしまった偉大なミュージシャンです。ヘロイン中毒で身体を弱らせた挙句の肺炎によるものでした。全くもったいない話です。

ポール・チェンバースは、マイルス・デイヴィスMiles Davis)の初期の活躍を支えたことで有名ですが、マイルス名義のアルバムとほぼ同じ枚数のコルトレーン名義のアルバムにも参加しています。ということはマイルスよりもコルトレーンとの共演の方がはるかに多かったことになります。このように1950年代から1960年代にかけてのジャズの名盤に数多く貢献したことになります。

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引用元:http://www.amazon.co.jp/1ST-BASSMAN-PAUL-CHAMBERS/dp/B000024YG7

 Whims of Chambers

数多くの名盤のサイドマンとして駆け抜けたポール・チェンバースですが、彼自身の名義のアルバムも少なからず残しています。その中から聴いていきましょう。

1956年リリースの「Whims of Chambers」から「Omicron」と「Whims of Chambers」の二曲をお聴きください。

 

 

Omicron

Omicron

 

Whims of Chambers

Whims of Chambers

 バップを牽引する若きミュージシャンの熱気が感じられる素晴らしい一枚です。特にギターのケニー・バレルKenny Burrell)がいいですね。参加メンバーは次のようになっています。

Paul Chambers - bass
Donald Byrd - trumpet
John Coltrane - tenor saxophone
Kenny Burrell - guitar
Horace Silver - piano
Philly Joe Jones - drums

Bass on Top

次のアルバムは1957年に同じブルーノートからリリースされた「Bass on Top」です。このアルバムは特に名盤の呼び声の高い一枚です。その中から「Yesterdays」と「Dear Old Stockholm」の二曲をお聴きください。

 

ベース・オン・トップ+1

ベース・オン・トップ+1

 

 

Yesterdays

Yesterdays

 

Dear Old Stockholm

Dear Old Stockholm

 「Yesterdays」の素晴らしいアルコ(弓弾き)にご堪能いただけたでしょうか?

メンバーは下記の通りです。

Paul Chambers - bass
Hank Jones - piano
Kenny Burrell - guitar
Art Taylor - drums

 

さて、最後は1959年リリースの「We Three」です。このアルバムはドラムのロイ・ヘインズ(Roy Haynes)の名義ですが、精神疾患のために僅かなアルバムしか残せなかった天才ピアニストのフィニアス・ニューボーン Jr.(Phineas Newborn Jr.)との貴重な共演ということで取り上げました。このアルバムから「Reflection」と「Our Delight」の二曲をお聴きください。

 We Three

ウィ・スリー

ウィ・スリー

 

 

Reflection

Reflection

 

Our Delight

Our Delight

 フィニアス・ニューボーンは絶好調ではありませんが、それでも洗練されたピアノを聴かせてくれています。