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ドルフィーのバスクラを聴け

ジャズ(Jazz)を中心とした洋楽を、アップルミュージック(Apple Music)で聴けるように紹介していきます。

ブッカー・リトル(Booker Little):早すぎる死が悲しすぎる

 たしかにキラキラ輝いていた!

 ドルフィーの若き相棒

このブログはエリック・ドルフィーEric Dolphy)から始まりました。エリック・ドルフィーの次にブッカー・リトルBooker Little)につなげなければならなかったかもしれませんが、今まで辿りつけませんでした。ジャッキー・バイアードJaki Byard)から「Far Cry」つながりでやっとたどり着きました。

私にとってのブッカー・リトルエリック・ドルフィーの若き相棒としての存在という位置づけが一番大きいです。もちろん一人の若き天才トランペッターとしての存在は、個としてのブッカー・リトルその人の存在としてあるわけですけれど。

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引用元:http://bullmurph.com/tag/booker-little/

マックス・ローチの驚愕

ブッカー・リトルがシカゴからニューヨークに出てきてマックス・ローチMax Roach)の元でメジャーデビューすることになりますが、親分のマックス・ローチは彼にクリフォード・ブラウンClifford Brown)の影を見たでしょうか?そして彼が若くしてこの世を去ったことに不思議な因縁を感じたのではないでしょうか?彼の若すぎる死について考える時、エリック・ドルフィーの悲しみを思うと同時に、マックス・ローチが覚えたであろうクリフォード・ブラウンの若すぎる死との因縁からくる驚愕の気持を慮ってしまうのです。

ブッカー・リトルの名義でマックス・ローチも加わった「Booker Little 4 and Max Roach」から「Sweet and Lonely」と「Moonlight Becomes You」の二曲をお聴きください。

 

ブッカー・リトル4&マックス・ローチ

ブッカー・リトル4&マックス・ローチ

 

 

Sweet and Lonely

Sweet and Lonely

 

Moonlight Becomes You

Moonlight Becomes You

滔々と奏でる音色は、多少のピッチの不安定さを補って余りある才能をこの20歳の若者の中に見出しているではありませんか。前途洋々とはこの若者にこそあてはまる表現であると言わざるを得ません。この3年後には亡くなってしまうというのに。

メンバーは下記の通りです。

Booker Little - trumpet
George Coleman - tenor saxophone
Tommy Flanagan - piano
Art Davis - bass
Max Roach - drums, timpani, vibraphone

 私が深く愛するアルバム

彼の名前を冠したアルバム「Booker Little」は私が深く愛するアルバムの中の一枚です。このアルバムから「Opening Statement」と「Minor Sweet」の二曲をお聴きください。

 

 

Opening Statement

Opening Statement

 

Minor Sweet

Minor Sweet

 メンバーは下記の通りです。

Booker Little - trumpet
Tommy Flanagan (tracks 1, 2, 5, 6), Wynton Kelly (tracks 3 & 4) - piano
Scott LaFaro - bass
Roy Haynes - drums

ドルフィーと頂点へ

そして伝説の「ファイブ・スポット・セッション」で彼は短期間のうちに頂点に上り詰め、そして散っていったのです。ドルフィーの死後リリースされた「Memorial Album」から「Booker's Waltz」をお聴きください。

 

 

Booker's Waltz

Booker's Waltz

 メンバーは下記の通りです。

Eric Dolphy — alto saxophone, bass clarinet, flute
Booker Little — trumpet
Mal Waldron — piano
Richard Davis — double bass
Ed Blackwell — drums