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ドルフィーのバスクラを聴け

ジャズ(Jazz)を中心とした洋楽を、アップルミュージック(Apple Music)で聴けるように紹介していきます。

ジャン・ミッシェル・ピルク(Jean-Michel Pilc)その他(etc.):最近気になるピアニスト

ピアノ レビュー

ビッグネーム不在だけどおもしろい

ネットで探すしかない

ジャズをリサーチする場合、昔ならスイングジャーナルを始めとしたジャズ雑誌で基本的な情報を仕入れ、気になったアーティストの新譜をジャズ喫茶でチェックするというような流れでよかったわけです。ところが最近は、スイングジャーナルはないし、他のジャズ雑誌もいつの間にか本屋の店先にはなくなっています。また、街に一件は必ずあったジャズ喫茶もどんどんなくなって、実際にチェックすることも出来なくなってしまっています。そこで、やっぱりネットで探すということになるわけです。かく言う私も、最近の情報はほとんどがネットに頼っています。それも、YouTubeで気になるアーティストを検索して、それで引っかかる画像を観て、そのアーティストと組んでる他のプレイヤーが気になれば、そのプレイヤーの名前をなんとか探り当て、その名前で検索するという芋づる式でやってます。

ある日、アリ・ホーニグ(Ari Hoenig)で検索したらニューヨークの「スモールズ(Smalls)」でのライブ画像があって気になるピアニストとやってました。それがジャン・ミッシェル・ピルク(Jean-Michel Pilc)でした。

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引用元:http://www.allaboutjazz.com/composing-jean-michel-pilc-storyville-records-review-by-chris-mosey.php

 芸術家肌です

ジャン・ミッシェル・ピルクは1960年生まれですからもう結構な年齢です。キャリアも相当なもので、ロイ・ヘインズ(Roy Haynes)、マイケル・ブレッカーMichael Brecker)、デイブ・リーブマン(Dave Liebman)、マーカス・ミラーMarcus Miller)、ケニー・ギャレット(Kenny Garrett)、クリス・ポッター(Chris Potter)、ルー・ソロフ(Lew Soloff)等々、錚々たるミュージシャンと共演してきたということです。それに、ちょっとハリソン・フォードに似た二枚目でカッコイイんですよ。今まであまりメジャーになっていないのが不思議なほどなんですよね。演奏も、色々なパターンを使い分けて、華麗に流暢に弾くこともあれば、ちょっとアグレッシブでフリーキーなピアノも素敵です。どちらかというと後者の方でより存在感があって、どちらかというと芸術家肌の匂いがします。アルバム「New Dreams」から「Hummingbirds」と「Straight No Chaser」の二曲をお聴きください。

 

New Dreams

New Dreams

 

 

Hummingbirds

Hummingbirds

  • Jean-Michel Pilc
  • ジャズ
  • ¥200

 

Straight No Chaser

Straight No Chaser

  • Jean-Michel Pilc
  • ジャズ
  • ¥200

 最近の一番お気に入りピアニスト

上記のジャン・ミッシェル・ピルクは、そうはいうものの少し前から認識していましたが、ここ二年ばかり前にネットで出会って気に入ってるピアニストにジャッキー・テラソン(Jacky Terrasson)がいます。ジャン・ミッシェル・ピルクは純粋フランス人ですが、ジャッキー・テラソンは父親がフランス人で母親がアメリカ人だそうです。独特のタイム感覚をもったピアノで、モンクの精神を一番受け継いでいるピアニストだと思っています。ちなみに、バークリーでダニーロ・ペレス(Danilo Perez)と同期でダニーロ・ペレスが主席だったために主席を逃したらしいです。すごい学年だったんですね。

さて、アルバム「Smile」の中から二曲お聴きください。「Smile」と「My Funny Valentine」です。

 

Smile

Smile

 

 

Smile

Smile

  • Jacky Terrasson
  • ジャズ
  • ¥250

 

My Funny Valentine

My Funny Valentine

  • Jacky Terrasson
  • ジャズ
  • ¥250

 サラブレッドもいますよ

他にも多数の「気になるピアニスト」はいるんですけど、全部紹介していたらきりがないので、またの機会にということにして、今回最後はジェラルド・クレイトン(Gerald Clayton)を紹介します。

彼との出会いもYouTubeでした。ロイ・ハーグローヴRoy Hargrove)の映像を観ていて、流暢にピアノを弾く若いピアニストが気になり、調べたらジェラルド・クレイトンという名前でした。そして彼のことを調べていたら、あのジョン・クレイトン(John Clayton)の息子だということがわかりました。ジョン・クレイトンって、これも映像ですが、ダイアナ・クラールDiana Krall)の有名なライブ映像がありますよね。あのライブで渋いベースを弾いているダンディなベーシストですよ。

ジェラルド・クレイトンは1984年生まれで、今日紹介した中では一番若いし、まだまだこれから活躍していく伸びしろの多いミュージシャンです。プレイスタイルはオスカー・ピーターソンOscar Peterson)やベニー・グリーン(Benny Green)のような流麗なピアノですが、多少タッチが弱いのが今後の課題かな、、なんて偉そうですね(汗。とにかく今後の活躍が期待できます。さて、それでは彼のアルバム「Life Forum」から「Sir Third」と「Some Always」をお聴きください。

 

ライフ・フォーラム

ライフ・フォーラム

  • アーティスト: ジェラルド・クレイトン,グレッチェン・パーラト,サシャル・ヴァサンダニ,ジョー・サンダース,アンブローズ・アキンムシーレ,デイナ・ステフェンス,ジャスティン・ブラウン,ローガン・リチャードソン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2013/04/10
  • メディア: CD
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Sir Third

Sir Third

  • ジェラルド・クレイトン
  • ジャズ
  • ¥250

 

Some Always

Some Always

  • ジェラルド・クレイトン
  • ジャズ
  • ¥250

 さて、次回は、ジャン・ミッシェル・ピルクつながりで、アリ・ホーニグです。