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ドルフィーのバスクラを聴け

ジャズ(Jazz)を中心とした洋楽を、アップルミュージック(Apple Music)で聴けるように紹介していきます。

マイルス学校の卒業生がジャズを牽引した

マイルスの進化は参加メンバーの変化とともに

マイルス学校

コルトレーンJohn Coltrane)はマイルス(Miles Davis)のグループに参加することから頭角を現しました。彼のようにマイルスが引っ張ってきてマイルスのグループに参加することがきっかけでブレイクしていったジャズ・ミュージシャンがたくさんいることはよく知られています。

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引用元:https://github.com/umbrae/reddit-top-2.5-million/blob/master/data/Jazz.csv

 ソニー・ロリンズSonny Rollins

コルトレーン以前ではソニー・ロリンズSonny Rollins)がマイルスに引っ張られましたが、ロリンズの場合はマイルスのグループに参加した頃にはある程度名前の知られたミュージシャンだったようで、ブレイクしたのがマイルスグループへの参加であったというのは当てはまらないかもしれません。むしろその後にクリフォード・ブラウンClifford Brown)のグループに参加したことの方が大きかったかもしれませんね。

でも、ここでは敢えてマイルス学校初の卒業生はソニー・ロリンズということにしておきます(笑

では、マイルス学校初の卒業生、ソニー・ロリンズのマイルス学校時代の曲をお聴きください。「Bags' Groove」から「Airegin」です。

 

 

 ジョン・コルトレーンJohn Coltrane

 マイルス学校時代のコルトレーンも振り返ってみましょう。

マイルスは何故コルトレーンを自分のグループに参加させたのかはわかりませんが、有名なマラソンセッションなどにも参加しました。しかし、彼の節回しが当時としては奇妙に聞こえたことやまだまだ技量不足ということもあり、テナー・サックス奏者としては評判は良いとは言えなかったようです。しかし、今聴くと後のコルトレーン節が早くも現れていて、個人的には好もしく思います。そんな中から一曲、マイルスのCBS移籍第一作「Round about Midnight」より「'Round Midnight」をお聴きください。

 

 

'Round Midnight

'Round Midnight

 コルトレーンは、一旦マイルス・バンドを離れてモンク(Thelonious Monk)のバンドに参加するのですが、その頃から飛躍的にステップアップしたと言われています。

短期間の離脱でマイルス・バンドに戻った彼は、マイルスの歴史的名盤と言われる「Kind of Blue」に参加します。

 

マイルス学校の優等生

「Kind of Blue」は初期マイルス学校の優等生たちがマイルス先生と作り上げました。すなわち、コルトレーンビル・エヴァンスBill Evans)、キャノンボール・アダレイ(Julian "Cannonball" Adderley)。

マイルスの凄いところは、自分のやりたい音楽を表現する時、それを可能にする人材を若い人材の中から登用し、そして成功させるということにつきます。「Kind of Blue」を録音するにあたって、マイルスはこの時すでにマイルス・バンドをやめていたビル・エヴァンスを呼び戻して、すでにマイルス・バンドのレギュラーピアニストとなっていたウイントン・ケリー(Wynton Kelly)の代わりとして起用しました。そして、このアルバムはビル・エヴァンスとマイルスの共同作品と言っても過言ではないほどビル・エヴァンスに深く関与させたのです。

そんな「Kind of Blue」から二曲お聴きください。「So What」と「Blue in Green」

 

Kind of Blue

Kind of Blue

 

 

So What

So What

 

Blue In Green

Blue In Green

 

その後のマイルス学校の卒業生については次回で紹介することにします。

では、今回はこの辺で。